自分の苗字が個性的な有名人と同じでいじられるから嫌い。。。
自分の苗字がありふれたもので個性がなくてコンプレックス。。。
男なのに自分の名前が女の子っぽくて本当に嫌だ。。。
自分の名前が個性的すぎていじられるし読み間違えられるし嫌だ。。。
こういった悩みを持っている方は世の中に意外と多いのではないでしょうか。
そんな方が自分の名前を好きになれるコンプレックス解消法を解説します。
僕自身、すごくありきたりな苗字なので、同じ苗字の人が多い場面に出くわすと「もっと個性的な苗字が良かったなあ」と思う時期が長くありました。
しかし、名前の捉え方や本質に目を向けることでそんな悩みは一瞬で消え去りました。
この記事で少しでもそういった名前の悩みがある方の発想転換に繋がることを願って書きます。
名前のコンプレックス解消法
最初から結論を言ってしまうと、名前のコンプレックス解消法は以下の通りです。
名前のコンプレックス解消法
- 世界の名前事情を知る
- オンリーワンなことに気づく
- 名前以外で識別する時代がくる
- 本当に向き合うべき問題を考える
- 人はそんなに気にしていない
世界の名前事情を知る
日本で最も多い苗字は佐藤さん、鈴木さん、高橋さん、田中さんあたりですよね。
人口が多い苗字であることにコンプレックスを感じている方は世界各国の苗字人口を見れば、日本ではまだマシな方だと気づくでしょう。
参考に世界各国の苗字人口とその割合をご紹介します。
参考:https://myoji-yurai.net/
見てくださいよこのデータ!
日本で最も多い佐藤さんが100人中2人の割合であるのに対し、ベトナムではグエンさんが100人中38人、韓国では金さんが100人中22人という驚愕の事実。
中国の王さんは100人中7人ですが、驚くべきはその人口。
約1億人です。笑
やばくないですか?
日本は苗字の種類が多い部類なので、まだマシな方なのです。
このデータを見れば悩むことが馬鹿馬鹿しくなると思いますし、気にするだけ時間の無駄だと思ったほうがいいです。
オンリーワンなことに気づく
今は無きSMAPの名曲にもあるフレーズですが、人は皆オンリーワンです。
同姓同名がいたとしても、性格も見た目も一緒なことないですよね?
個性的な苗字の人は、名前自体が一つのアイデンティティになるわけなので、幸運だと思った方がお得です。
自分という人間はこの世にたった一人なんだ!と再認識して人生を歩むと、気持ちが楽になりますし、他人と比べることに意味がなくなってくるので、ハードルが一段下がると思います。
名前以外で識別する時代がくる
これは間違いなく近い将来に起こると思います。
AIが進化し、IoT技術も進化していく近い未来において、名前以外にプラスαで個を識別するための呼称や番号が付与される時代がやってくるでしょう。
※5Gで世界が大きく変わることを紹介した記事は以下ご参照ください。
AIにも固有の呼称が必要となっていくので、現在の名前だけの識別に限界が来ます。
SNSのように、ある程度自由に呼称を付与できる可能性もゼロではありません。
そうなってくると、もともとの名前に縛られる機会は減っていきます。
近い未来を見据えれば、名前であれこれ悩む時間はもったいなく、その時間でAIに負けないよう自己研鑽に打ち込んだ方がよっぽど賢い選択でしょう。
本当に向き合うべき問題を考える
名前で悩んでいる方にとっては、生きるか死ぬかまで悩むほどに傷ついている方もいるかと思います。
そういう状況にいる方に一度冷静に考えて頂きたい。
確かに名前という毎日使用するモノに人生左右される機会もあるかもしれません。特に幼少期。
でも、人生を生きていく中で本当にそれが一番に向き合うべき問題でしょうか。
名前で悩んでいる間にもっと大事な向き合うべき課題があるのではないでしょうか。
世界に目を向けると、その日食べていくものにありつくことで精一杯という過酷な環境にいながら生きていこうと人生に食らいついている人たちがたくさんいます。
名前なんて気にする余裕はありません。
戦場でもそうです。
戦場で名前など気にしているヒマや余裕などありますでしょうか。
日本に生まれただけで恵まれているわけで、自己研鑽すべきポイントはたくさんあるはずです。
人はそんなに気にしていない
はっきり言って、人はそんなに他人の名前は気にしていません。
もちろんあなたを初めて知ったときに
「個性的な苗字の人だな」
「珍しい名前の人だな」
「よくいる名前だな」
などの印象はあるでしょう。
でもせいぜい数日程度で名前だけで得たそんな印象は忘れます。
それよりもコミュニケーションを通してその人自身の個性的な部分を感じた方が印象は深く残るでしょう。
名前って、影響力はもちろんあるのですが、それはその人がどういう人かの部分に由来したものであるため、名前単体では限度があるのです。
そんなものなのです。
コンプレックスを感じる理由
なぜ名前にコンプレックスを感じるかというと、理由は結構シンプルに絞られると思います。
個性的かつカッコイイ・かわいい名前を好むから
大抵の人がそこそこ個性的でカッコイイあるいはかわいい名前を好みますよね?
僕だってどうせなら個性的でカッコイイ名前が良かったです。
楠神とか海星とか(マニアック笑
これはおそらく、というか絶対マンガ、アニメ、映画、ドラマの影響だと思います。
だって、みんな個性的な名前だしカッコイイ・かわいいでしょ。
そういうことさ。
名前という固定観念に捉われているから
日本では特に名前という固定観念に縛られている人が多いと思います。
もちろんどの国にも血筋という意味での固定観念を持つ人は多いでしょう。
(由緒正しい、王族等々ね)
「この名前だから何か無条件に好き」
とか
「名前だけで仕事ができそうだよね」
といった発言、聞いた経験ないですか?
僕は幾度となく耳にしてきました。
日本では、その人物の評価判断における基準の中で「名前」が占める割合が少し高すぎる傾向にあるのだと思います。
世界ではわりと多くの国でミドルネームやニックネーム(あだ名)文化があります。
その人の性格や個性を重視して付き合うスタイルの国では、名前が持つウェイトはそれほど重くありません。
本質に目を向けるという意味で、ニックネーム文化がもう少し普及すれば生きやすくなるでしょう。
不祥事起こした著名人や卑猥なもの、汚いものを連想させるから
これは同情してしまいますが、著名人がメディア等で悪目立ちすると、その著名人と同じ苗字の方は全然関係ないのに周りからのイジリや視線で嫌な思いをしますよね。
また、その苗字や名前の言葉自体が卑猥なもの、汚いものと同じ言葉あるいは連想させるものもあると思います。
これは特に幼少期にいじられますし、下手すればイジメにも繋がります。
こればっかりは本当に同情するのですが、先に挙げたニックネーム文化の普及で軽減されると思っています。
一番は本人が“人は名前でなく、中身が肝心”という意識を持って、つまらないイジリは受け流していくことでしょう。
自分の名前を好きになる秘訣
名前は簡単に変えることができません。
それだったら、自分の名前を好きになった方が人生楽しく生きられますよね。
自分の名前を好きになる秘訣をご紹介します。
どんな人もご両親が真剣に悩んで意味を込めて付けた名前
これに尽きますね。
綺麗事言いやがってと思うかもしれませんが、事実です。
僕も子供がおりますので、名前を付けるときは色々と考え、悩みました。
インスピレーションと意味を込めて、名前を決めました。
どんな方もご両親が意味を込めて付けた名前です。
その意味を知れば、自分の名前に対する印象が変わり、好きになれると思います。
どんな苗字も由緒ある歴史的なもの
日本では苗字が与える日々の影響はそこそこある方だと思います。
人口が多い苗字、少ない苗字と色々あるかと思いますが、どんな苗字も由緒を辿れば長い歴史を持ったものです。
先代の方々が人生をかけて継いできたその苗字に誇りや愛着を持てば、好きになれると思います。
誇りを持ってその苗字をアピールしていきましょう。
名前は呼称番号程度の認識でよい
名前について深く考えれば考えるほど、願望や憎しみなどが出てくるかもしれません。
しかし、前半でも述べましたが名前の重要度は今後下がっていくと思います。
近い未来では名前以外の新たな識別要素が出てきているはずです。
名前は呼称番号程度の認識で生きれば十分です。
ついでに自分の名前は好き寄りの普通くらいにはなっておくとハッピーだと思います。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
結局は本人の捉え方次第です。
ネガティブに捉えて落ち込んで生きるくらいなら、ポジティブに捉えて前向きに生きた方が色々良い循環に繋がる気がしませんか。
名前の悩みはほどほどに、もっと大事なところへ目を向け自己研鑽に励みましょう。