自分って本当はこんなキャラじゃないんだけどなあ…
本当の自分だったら、あの場面でボケをかますのに。つまらない奴って思われただろうなあ。。。
素の自分ってどうやったら出せるんだろ?
こういったお悩みに答えます。
本記事の内容
素の自分を出す方法5選
素の自分を勘違いしがちな注意点
素の自分を出すために最も大事なこと
自己表現の苦手な人のよくある悩みとして、「素の自分が出せない」ことがあると思います。
僕自身、中学から高校までは素の自分が上手く出せず、ボケが大好きな本当の自分とは違うクールなキャラ設定を周りからされていました。。。
大学入学を機に、素の自分で過ごすことを意識した結果、とても生きやすく、深い関係の友人も増えました。そこで今回は、「素の自分を出す方法や注意点」を解説していこうと思います。
素の自分を出す方法5選
素の自分を出す方法は下記のとおり。
素の自分を出す方法
- 無理に周りに合わせない
- 自分の生活スタイルを優先する
- 無理に友人を作らない
- SNSを活用する
- 趣味をオープンにする
無理に周りに合わせない
本当は周りと違う意見を持っているのに、その意見を言えば和気あいあいとした雰囲気を壊してしまうかもしれない、空気読めない奴だと思われてしまうかもしれないと、自分の中に本当の自分の考えを封じ込んで、周りに合わせていたりしないでしょうか。
その場しのぎの対応は、確かに一瞬は取り繕えますがストレスを抱えるのはあなた自身であり、重なれば重なるほど自分の本当の意見は言いづらくなります。
しかし、よく考えてみてください。
人は十人十色で異なる価値観を持っているものです。仕事で会議や打ち合わせが必要なのはその異なる価値観を持った各々が意見を出し合い、着地点を見つけるためです。
あなたが思った意見を発信しても、実際は大きな亀裂には繋がりません。むしろ意見をくれてありがとうといった反応があると思います。
無理に周りに合わせず自分の思ったことを場面場面で発信していくことが本当の自分、素の自分の表現に繋がっていくでしょう。
自分の生活スタイルを優先する
学生の方は、友人の誘いで興味のないアーティストのライブやイベント等に付き合いで参加して後悔した経験があるのではないでしょうか。
社会人の方は、興味もなくお金もかかる飲み会の誘いを断れず、参加した帰り道に深いため息をついた経験があるのではないでしょうか。
本当の自分は、この日は早く帰って
・好きな作家の本を読みたかった
・トレーニングをしたかった
・映画を観たかった
・資格勉強をしたかった
など、色々やりたいことがあったと思います。
人生における時間は有限であり、非常に貴重なものです。
興味がない、メリットが何もないことに対して、付き合いだけで時間を浪費してしまうのは余りにもったいないことです。
本当の自分の気持ちに素直になって、断るときはきっぱり断り、自分の生活スタイルを優先することが素の自分を出す過程へと繋がっていくでしょう。
無理に友人を作らない
大多数の方は友人が多い方が良いという固定概念があるかと思います。
※少し話題はズレますが、友人がいなくても良い理由はコチラの記事で紹介しております。
確かに良好な関係を築けている友人が多いのであればそれに越したことはありませんが、関係が浅く互いにメリットがない関係はストレスのもとであったりします。
また、そういった浅い関係や価値観が合わなすぎる友人との付き合いでは、大抵素の自分を出すことができません。
素を出すと嫌われるのでは?といった懸念や、相手に気を使いすぎて本当の自分を出せないことが多いです。
たとえ少数精鋭でも、リラックスして素の自分で関われる友人が周りにいるのであれば、無理に友人を作る必要はありません。
本当の自分を出せていないと感じる場面で付き合っている友人について、改めて振り返ってみてください。
SNSを活用する
今はSNSが盛況の時代であり、もはや全く利用していない人はいないレベルです。
TwitterなどのSNSでは、プライベートな友人関係はもちろん、共通の趣味をきっかけとしてネット上の他人と友好関係を築くことが可能です。
皆さんも経験あるかと思いますが、SNSでは結構素の自分で発信しているのではないでしょうか。
特に趣味を全開にした別アカウントを作成して、ありのまま発信していると本当の自分を出せている気がして楽しいものですよね。
(僕も立ち技格闘技観戦が趣味で、相当マニアックな発信をしながらフォロワーさんと繋がっているのがとても楽しく、毎日の日課になっております笑)
こういった便利なSNSがある時代ですので、せっかくだから活用しちゃいましょう。
SNSでの発信をきっかけに、実際に友人と会った際に「〇〇って結構サバサバしてんだね~」なんて、素の自分の表現に繋がっていく機会が増えるかもしれません。
SNSを活用した自己表現を取り入れてみてください。
趣味をオープンにする
上記のSNSの活用とも少し被るところはありますが、趣味を全開に、オープンにしていくとその人の個性が周りに伝わり、結果的に巣の自分を出しやすくなります。
あまり意識したことがないかもしれませんが、趣味について語っている自分って、周りからはとても活き活きして楽しそうに見えるものです。
よく趣味が無いと自分で言っている方もいますが、暇な時間や休日にしていることを振り返ればそれが趣味なのです。
テレビ鑑賞、ぼーっと人間観察、カラオケ、絵を描く、ゲーム、マンガなど、どれも趣味です。
好きな番組や好きなゲームについて語るのって楽しいですし、相手にもその楽しさを経験してほしいという思いで熱が入るものです。そのときの自分は限りなく本当の自分に近いはずです。
趣味をオープンにしていくことで素の自分の表現を少しずつ進めてみましょう。
素の自分を勘違いしがちな注意点
素の自分はこうであると決めつける前に、勘違いしやすい注意点をお知らせしておきます。
周りからの評価を素の自分と思い込む
もっともよくある例として、周りからの以下のような評価を素の自分だと思い込んでしまう点があります。
「〇〇って、おとなしいよね~」
自分って大人しい性格なんだな。これが素の自分なんだ。
「〇〇って、なんでもYES!って答えるYESマンだよね~」
自分ってあんまり意志がないんだな。なんでも肯定しちゃう性格なんだ。
「〇〇って、人に全く興味なさそうだよね~」
自分って人に興味ないんだな。彼女作るのも諦めたほうがいいかな。
素の自分を出せていない場面でしか付き合っていない人から受ける評価は、本当の自分には当てはまらないことも多いです。
よほど洞察力がある人からであれば別かもしれませんが。
素の自分がどんな性格か、趣味趣向か、あなた自身が一番分かっていると思います。
自分でもわからないと思っている人も、一人で過ごしている際の自分の思考等を思い返せばある程度把握できると思います。
周りからの評価は参考程度に留めておき、素の自分を外でも出せるように徐々にジャブを打っていきましょう。
今できないことをあきらめてしまう
新しい仕事や慣れない仕事を始めたときにありがちなこととして、要領よくできない自分を
「自分は要領悪い人間なんだ」
「自分は物覚えが人一倍悪いんだ」
などと蔑み、挙句あきらめてしまうこともあります。
本当の自分はもっと動けて、役に立てるはずなのにと内心思っていることも多いと思います。
その通りなのです。
何事も初めは要領よく出来なくて当たり前です。
覚えることもたくさんあって、忘れてしまうこともあるのが当たり前です。
今できないからといって、今後永遠にできないわけではないのです。
本当の自分がやりたいと思ってたことにチャレンジしてみたけど要領悪くてダメだとすぐに諦めずに、継続して本当の自分が目指しているゴールへ近づけるよう意識しましょう。
無気力人間だと落ち込んでしまう
素の自分って何だろうと考えていく中で、特にやりたいこともないし、ひたすらゆっくりしたいし
「あれ?なんか自分って相当な無気力人間なんじゃないか」
と思うこともあるかもしれません。
これは仕事が忙しい社会人の方に多いのですが、多忙により心が疲弊し、無気力症候群に罹っているケースです。
しかし、実際にはその多忙さから解放され、ある程度休養期間を設けると、その後自然とやりたいことへのモチベーションが出てくるものです。
ですから、本当の自分が無気力人間そのものだと感じている方がいれば、今いる環境を変えたほうが良いかもしれません。
素の自分を出すために最も大事なこと
素の自分を出すための方法と注意点をご紹介しましたが、結局のところ素の自分を出すために最も大事なことは以下だと言えます。
ありのままの自分を受け入れる
これが精神的な面で最も大きいかと思います。
どこか理想論や世間体を気にした目線での自分像というものを誰しも作ってしまうものです。
しかし、皆さん個性はそれぞれで、一般論に当てはまらない部分も大いにあると思います。
細かいことは気にせずに、ありのままの自分を受け入れましょう。
ありのまま自分を受け入れれば、生きることがずっと楽になりますし、素の自分に近づくこと間違いなしです。
自己表現を意識する
素の自分を周囲に知らせるためには、自分発信の自己表現が肝となります。
どんな些細なことからでも構いません。
「僕、毎週金曜の夜は読者タイムにしているので今日はごめんなさい」
上記の発信をすれば、「〇〇さんは毎週金曜の夜は予定あるから別の曜日に誘うようにしよう」とか、「〇〇さんは読書が趣味で、一人の時間も大切にしているタイプなんだな」ということが周囲に伝わると思います。
本人は一人の時間も確保でき、周囲の人も声をかけるタイミングが分かるため、お互いにとってメリットがありますよね。
自分ってこんな人ですということを自分からどんどん発信していくことで、素の自分で過ごしていけるようになります。
ストレスフリーな人間関係の構築
無理に友人を作らず、気の合う少人数の友人との友好関係を続けていくことで、ストレスフリーな人間関係が構築できます。
ストレスフリーは、言い換えるとリラックスして接することができる状態なので、まさに素の自分を出せていることになります。
職場では気の合う人とだけ関わるというのは厳しいかもしれません。
そういった場合は、気の合う人以外は仕事で必要な場合のみ対応し、割り切った必要最低限の関わりにすることでストレスを軽減できるかと思います。
明日から一歩踏み出しましょう
いかがでしたでしょうか。
心構えや自主的な自己表現が素の自分を出せるようになる一歩です。
一歩踏み出すか、踏み出さないかはあなた次第です。
生きやすい環境に変えるためにも、その一歩を明日から踏み出していきましょう。